日本で唯一の総合工芸施設 大阪市立クラフトパーク

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金属に熱を加え様々な技法を駆使し、
作品を作ることができる金工工房。

銀、銅、真鍮、錫、アルミ、鉄...。
様々な金属に熱を加え、鍛金、彫金、板金、溶接などの技法を駆使した作品を創作。アクセサリーや食器などの実用品のほか、立体的な造形物や自由制作に取り組みます。

装飾品コース

シルバーのアクセサリー(リング、ペンダントトップなど)を制作しながら、様々なアイテム制作に必要な技術を学びます。

基礎 1回3時間/10回(3カ月)
内容 シルバー指輪・ペンダントトップなどのアクセサリーを制作
制作作品 指輪、ペンダントなど
受講の流れ

※基礎~本科IIIまでカリキュラムをご用意しております。
※カリキュラム修了後には、さらに技術を高めるコースとして独自のカリキュラムに沿って学べる専科か、習得したカリキュラム内容を応用して自由制作ができる本科継続のどちらかのクラスを選択できます。

工芸品コース

シルバーのティースプーンや錫のトレー、銅のお鍋など実用的な物から、オブジェなどのアート作品を制作します。

基礎 1回3時間/10回(3カ月)
内容 基礎では、シルバーのスプーンや錫のお皿などの実用的な小物作り
制作作品 スプーン、皿など
受講の流れ

※基礎~本科IIIまでカリキュラムをご用意しております。
※カリキュラム修了後には、さらに技術を高めるコースとして独自のカリキュラムに沿って学べる専科か、習得したカリキュラム内容を応用して自由制作ができる本科継続のどちらかのクラスを選択できます。

工程

装飾品透かしと貼り合わせによるペンダントトップ

  1. ① デザインデザインを上になる銀板に書き写します。
  2. ② 透かし糸ノコの刃が通るくらいの穴をドリルで開け切り抜きます。
  3. ③ 模様を打つ切り抜いた部分に模様を入るように、下になる銀板を焼きなましタガネなどを使い模様を打ち付けます。
  4. ④ ロウ付け上になる銀板の裏面にフラックスを塗り細かく切った銀ロウを乗せ、バーナーで火を当て半溶かしの状態にします。
  5. ⑤ ロウ付け2枚の板を重ね、ずれないように押えながら火を当て接合します。
  6. ⑥ 研磨薄めた硫酸に浸して酸化した汚れなどを取り除き、形をヤスリなどで削りととのえていきます。
  7. ⑦ 色付け色仕上げに、いぶし液につけ全体を1度黒くします。
  8. ⑧ 完成紙やすりなどを使い余分な着色を取り除き、仕上げの研磨を行い完成です。

工芸品銅のタンブラ

  1. ① 地金取り制作するものの形に合わせて地金(銅板)の大きさを決め円形に切りぬく。
  2. ② 焼きなましガスバーナーで銅板を赤くなるまで火であぶり、やわらかくする。
  3. ③ 絞り当金(あてがね)を使い、金槌で叩き形を成形させていく。
  4. ④ 絞り一通り叩けば銅板はまた硬くなるため、何度も焼きなましと絞りを繰り返しながら、形をつくっていく。
  5. ⑤ 絞り形をつくっていく時、銅板にしわがよらないように注意して叩いていく。
  6. ⑥ 口の成形叩く作業が終われば、金切りばさみで口を切り、形を整える。
  7. ⑦ 錫引き酸化防止のため、火にかけ内側に錫を薄く熔かしコーティングする。
  8. ⑧ 完成銅のタンブラーの完成。

時間割

装飾品コース週1回(3時間)×10回

スワイプすると表全体をご覧いただけます。

初回日〜
最終日
4月8日〜
6月24日
休館日 4月10日~
6月19日
4月11日〜
6月20日
4月12日〜
6月21日
4月6日〜
6月22日
4月7日〜
6月23日
午前
9:30〜12:30

追加受付

基礎
本科

追加受付

基礎
本科

追加受付

基礎
本科

午後
13:30〜16:30

追加受付

基礎
本科

追加受付

基礎
本科
専科

追加受付

基礎
本科

追加受付

基礎
本科

工芸品コース週1回(3時間)×10回

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初回日〜
最終日
4月8日〜
6月24日
休館日 4月10日~
6月19日
4月11日〜
6月20日
4月12日〜
6月21日
4月7日〜
6月23日
午前
9:30〜12:30

追加受付

基礎
本科

追加受付

基礎
本科

追加受付

基礎
本科

午後
13:30〜16:30
基礎
本科
専科

追加受付

基礎
本科

受講料

装飾品コース

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受講料 初回材料費 合計
基礎 32,000円 7,500円 39,500円
本科I 38,000円 0円※ 38,000円
本科I 38,000円 0円※ 38,000円
本科III 38,000円 0円※ 38,000円
本科継続 38,000円 0円※ 38,000円
専科 44,000円 0円※ 44,000円

※本科Iから制作する作品により別途材料費がかかります。

工芸品コース

スワイプすると表全体をご覧いただけます。

受講料 初回材料費 合計
基礎 32,000円 7,000円 39,000円
本科I 38,000円 0円※ 38,000円
本科II 38,000円 0円※ 38,000円
本科III 38,000円 0円※ 38,000円
本科継続 38,000円 0円※ 38,000円
専科 44,000円 0円※ 44,000円

※本科Iから制作する作品により別途材料費がかかります。

工房設備

  • 工具
  • 金槌模様
  • 当金
  • サンドブラスト
  • 締シャーリング
  • 平ロール
  • ベルトサンダー
  • ボール盤

講師・指導員紹介

堀 紀幸講師
ものづくりには自分自身を元気づけてくれたり、時に精神的な高揚感を与えてくれる 大きな魅力が秘められています。これらはものづくりの特権であり、喜びでもあります。 私にとって造形の世界はとても楽しいことであり、嬉しいことであり、楽園のようなものです。
西脇 麻衣子指導員
西脇さん2.0.jpgのサムネイル画像
金属という素材が放つ美しさに魅せられ、昔の人々から受け継がれてきた技術や知恵を生かし、自由に、新たに、ものづくりができます。 おどろきの出会いを、いきいきと伝わる作品の力を、生活の中に取り入れたいものです。
釜本 幸治指導員
作品づくりは、とても自由な行為です。ひとりで全てを決めることができます。他の人にとっての失敗が、自分にとっては成功であったりなど、あらゆる価値観の可能性があります。そんなところが作品づくりのすばらしさだと思います。
水野 年彦指導員
ものづくりは楽しい。毎回制作していくうえで小さな発見がある。他人から見たらすごく小さな事でも、本人にしたら大きな発見。そんな小さな発見の積み重ねが大きくふくれあがって、喜びにつながっていくと思う。
八木 牧子指導員
何をしたいか。どのようなものを創りたいか。それはビジョンを持つことが大切です。そのビジョンも自己満足の為だけでなく、人にどう喜ばれるかを考えると自然に答えは見えてきます。ものづくりの素晴らしい創造の世界の扉を開いて見てください。
前田 達哉指導員
作る事は考える事。決断し、実行し、その結果を感じてまた考える。その行為の繰り返しが自身に足りないものを教えてくれる。僕にとってモノ作りは自分と向き合う大切な時間です。金属はそんなじっくり考えたい人とも相性が良い素材だと思います。
正元 嶺至指導員
金工-正元.png
ものづくりの時間は、僕にとっては自分と向き合う時間でもあります。取り組む姿勢や考え方、そのすべてが自分を映していると思っています。また、様々な気づきや喜びを僕に与えてくれるので、ものづくりはとても楽しい。
山本 理緒指導員
山本さん.jpg
暮らしを彩り、生活に役立つものや道具を自分の手から生み出す喜びがものづくりにはあると思います。素材を選び、工夫を加え、丁寧に作ることでより愛着の感じる一点ものになっていくと思います。
吉田 昇平指導員
吉田さん.jpg
私たちは常々、人やモノ、様々な事象思いを馳せています。そんな思いや願い、はたまた言葉にならない気持ちを、ものづくりを通して形にすることにより、他者に共有することが可能になる。ものづくりとはそのような手段だと私は思います。

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