木工 Wood Workings

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2015年4月
■担当■ 森脇 智恵子 (木工工房 常勤指導員)

森脇 智恵子 (木工工房 常勤指導員)

桜がほんのり色づき始めましたね。もうお花見をなんて考えている方も多いのではないでしょうか?春生まれの私も、すこしそわそわしています。
さてさて、今月の指導員日記の担当をさせて頂く木工工房の森脇です。

木工工房では、3月7日〜13日の7日間、クラフトパーク展示室にて受講生作品展を開催していました!工房全体の約半分の80名ほどの受講生の作品が展示されていました。
ほんの一部ですがご覧ください。

木工01 木工02
木工03 木工04
木工05 木工06
木工07

どれもが思いのこもった本当に素敵な作品でした!
そして、今回はサポーターとして受講生の方にも監視員として参加していただきました。
展示に参加していただいた方や監視サポーターとして参加していただいた方、改めて本当にありがとうございました。
また、今回タイミングが合わずに展示できなかった方も来年の展示へのご参加お待ちしています。思いのこもった作品をぜひ展示しましょうね。
来年も3月ごろに受講生作品展を開催予定なのでよろしくお願いします。
木工に興味がある方も、来年はぜひぜひクラフトパークへ足を運んで見てくださいね!

!!!???
らっ!?来年!!!!????
いやいや、皆様、思い立ったらすぐ!すぐにですよ!!

「実際に作りたーい!でもどんな雰囲気だろう・・」なんて方は、
普段の授業の様子が外からご覧いただけるようになっているので、お電話で当日授業があるか確認して来てもらうと、実際の授業の様子がご覧いただけますよ〜!

「見ているだけじゃわからないぜ・・・」なんて方も、
2015/4/29(水)の祝日に体験入学というイベントも開催しています。
「本格的に教室に通いたいからクラフトパークを詳しく!!」という方におすすめのイベントです。

「いやいや、そこまでは・・」なんて方も、
GWに体験をやっています。
実際に体験してみら「木で家具をつくりたい!」という思いになるのは必至です!

「私はいいから子供に・・・」なんて方も、
GWこどもの日体験やっています。木工はアルファベット鉛筆立てだよ!!

イベントは先着順なのでお早めに!!
詳しくはクラフトパークのHPでご覧くださいね!

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。

皆様、自分で物をつくる喜びを是非あじわってみてくださいね!

2014年4月
■担当■ 森脇 智恵子 (木工工房 常勤指導員)

森脇 智恵子 (木工工房 常勤指導員)

あっという間の4月ですね〜!
クラフトパークFacebookはじめましたね。楽しみですね♪
おっと挨拶が遅れましたね。指導員日記を担当させていただく木工の森脇です。
わたしは春の陽気につられて何だかウキウキしています♪

そんなウキウキした気分で来てほしい体験教室が5月のGWに開催されるんです♪

「今年のGWは旅行に行かないんだよなぁ、でも何かしたいな〜」って方必見!!

5/3(土)14時〜 体験「小さないす」小学5年生〜
5/4(日)14時〜 体験「小さないす」小学5年生〜
5/5(月)10時〜、14時〜 こどもクラフト体験「グングンのぼるよ!木のおもちゃ」小学1年生〜

小さないす グングンのぼるよ!木のおもちゃ

※小さないすの材料はパイン集成材で糸鋸盤・ボール盤を使っての加工をしていきます。
※こどもクラフト体験教室では合板を糸鋸・ボール盤を使って加工し、絵の具で色を塗ります。

こどもクラフト体験教室の「グングンのぼるよ!木のおもちゃ」って何だ!?と思う方が多いと思いますが、ほんとにびっくり!
二本の紐をハの字にして交互にクイクイッと引っ張ると上にグングンのぼっていきます。
どうしてなのかは・・ぜひ体験へ!!
体験教室に遊びに来られないこどもたちもいるかと思います。
そこで、クラフトパークでは見本を展示していますので、機会があればぜひ遊びに来てね!木工の体験作品は触れるようになっています。
ただ、壊しちゃうとほかの子が体験できなくなっちゃうから優しくしてあげてね!
もし、「参加するよ〜。」って子がいたらどんなのを作ろうかなぁって考えてきてくれると嬉しいです☆

そして木工教室ってどんなの!?なにするの!?思っている方にもざっくりと説明します。
今回は組立コースの説明を。
大まかには、スツール→ジュエリーボックス→自主制作になります。

スツール ジュエリーボックス

初めての方にはまず基本的な知識を学んでいただくために、スツール(背もたれのない椅子)を作りながら基礎を学んでいただきます。これが基礎Tとなります。
それが約3か月(10回)※人によってペースは異なります。
基本的な事は、墨付け(印をつける事)、カンナ・のこぎり・機械の使い方等です。

スツールが完成したら次の課題で、ジュエリーボックスの制作に取り掛かっていただきます。
スツールでは使わなかった蝶番の付け方等を学びます。これが本科Tとなります。
それが約3か月(10回)※人によってペースは異なります。

そして基礎T、本科Tが終われば自分の作りたい物を作ります!
机を作る人もいれば棚を作る人もいます。私には無理かもーなんて心配は無用です!
そこは先生と相談しながら制作していきますので安心してください。

「えーそんな難しいのん大変やん!」って方にも木曜日の午後に簡単組立というコースがあります。ビスを使って簡単に♪

取手箱 2段小物置き 2段飾り棚

土曜日の午前には、木を彫ってリアルな鳥を制作するバードカービング教室も開催しています。

シジュウカラ もっと詳しく知りたい方はお電話いただくか、クラフトパークに足を運んで話を聞きに来てみてください。
次の申込は5月です。

木工に限らずモノづくりほんとに楽しいですよ〜!!
もっともっとクラフトパークのこと知ってほしいのでみなさんよかったら宣伝お願いします!
Facebookしてる方がおられたらぜひぜひいいね!お願いします!

最後にほんの少しごあいさつを。
4月から木工の常勤指導員になりました森脇と申します。
まだまだ勉強中ではありますが、少しでも受講生の皆様の作品作りのサポートが出来ればという思いで日々頑張っております!これから木工したいと思っている方、ぜひクラフトパークの体験にも来ていただき木工教室にも通いに来てくださいね♪
ちょっと大雑把ですが、明るく元気で笑顔がモットーの木工指導員森脇でした。

2014年1月
■担当■ 廣田 恵理(木工工房 常勤指導員)

廣田 恵理(木工工房 常勤指導員)

あけましておめでとうございます。
本年も、クラフトパークをよろしくお願いします。
今月の指導員日記を担当させていただく木工工房の廣田です。
今回は、昨年末に行った木工工房の大忘年会の様子を紹介します。
木工工房では、今回初めて全クラスで大忘年会を開催しました。総勢50名近くの受講生に参加いただき、盛大に開催することができました。

昨年末に行った木工工房の大忘年会

その中で、受講生自己紹介とともに、写真を使った作品発表をしていただきましたので、何点かご紹介します。


①月曜組立コース:多賀さん

スツール テレビ台
基礎の課題であるスツールを素敵に写真に収めてきてくれました。光の感じがいい感じ。 ご自宅でつくったテレビ台だそうです。扉の木目が繋がっているのがとてもいい感じ。


②水曜組立コース:木村さん

リビングのサイドテーブル 台所の収納棚
リビングのサイドテーブル。新聞、雑誌、コーヒーカップ、それぞれ居場所が決まっていて、すっきり!! 制作途中で出た三角の端材を使ってつくった台所の収納棚。すっきり!!


③水曜組立コース:濱さん

フレーム 小引出し
十数種類の木材を使ってつくったフレーム。木材の名前を覚えるのにちょうどいいですね。 取手がポイントの小引出し。曲線、組み手、いろんな要素が入った素敵な作品です。


④木曜簡単組立コース:高野さん

ベッドサイド棚
趣味の音楽鑑賞アイテムを収納するこだわりのベッドサイド棚だそうです。
サイズがぴったり。


⑤木曜組立コース:山本さん

茶のみテーブル
茶のみテーブル。近所のおねえさんたちの憩いの場になっているそうです。


⑥木曜組立コース:浜田さん

カシュー塗装の机と椅子
カシュー塗装(カシューナッツの殻中に含まれるカシュー油を原料にした塗料)で
ピカピカに仕上げられた机と椅子。座ると背筋がピンとなりそうです。


⑦土曜組立コース:柳澤さん

収納
ご自宅でつくった収納だそうです。赤がとっても素敵で、外国のお家みたい。


⑧土曜組立コース:柿中さん

宝石箱
曲線と木目が美しい宝石箱。


⑨日曜組立コース:加藤さん

ロッキングチェア
クラフトパークのワークショップでつくったロッキングチェア。
「7日間の短期講座で大変苦労してつくった。でも苦労してつくっただけ、かわいい!!」とおっしゃってました。


この他にも、素敵な作品がたくさんあり、紹介しきれません。
このような素敵な作品たちを「クラフトパーク受講生作品展〜木工〜」(平成26年2月22日〜28日)で展示します。詳細はクラフトパークホームページまたはクラフトパークまでお問い合わせください。是非たくさんの方のご来館をお待ちしております。


最後になりましたが、木工大忘年会開催にあたりご協力くださいました受講生・関係者の方々にお礼申し上げます。

2013年3月
■担当■ 廣田 恵理(木工工房 常勤指導員)

廣田 恵理(木工工房 常勤指導員)

こんにちは。
木工工房の廣田です。
少しずつ春の兆しが見え始めたこの季節皆さんいかがお過ごしですか?
この記事がHPに載るころには、花粉やら、黄砂やら、PMなんとかやらが飛んできて、
マスクが手放せない日々が来ているのでしょうね。 あ〜いやだいやだ。
毎年春に向けて、色々な健康法で体質改善をし、今年こそ花粉症が治っていればいいな〜と期待し、その期待は見事に打ち砕かれて病院に行くの繰り返しをしています。でも、今年は治っている気がします!!

木工工房では3月3日(日)〜3月16日(土)まで「木工 受講生作品展」を開催します。
今年も受講生が一年間趣向を凝らして制作した作品がたくさん集まります。
どの作品も、受講生のオリジナリティーに溢れた素敵な作品です。
是非、みなさんお越しください。お待ちしております。


2012年木工ポスター
2012年木工ポスター
2009年受講生作品展の様子
過去の受講生作品展の様子

2012年4月
■担当■ 廣田 恵理(木工工房 常勤指導員)

廣田 恵理(木工工房 常勤指導員)

みなさん、こんにちは。
今月の指導員日記を担当させていただく木工工房の廣田です。

寒い冬が終わり、太陽キラキラ☆、外出するのが楽しい季節になりましたね。(花粉症持ちには少しつらい季節です・・・)4月から新しいことを始めたという方も多いのではないでしょうか?

突然ですが、私が木工を始めたのは・・・
木の家具には、なんともいえない温かみがあります。特に椅子は人が座る家具で、最も人に近い家具です。長年使って、触って、使い込んだ感が出た椅子なんてとっても素敵なんです。そんな木の椅子を作ってみたいと思ったことからでした。
また、家具のデザインの中で、椅子ほど難しいものはないというようなことも言います。それは、強度・座り心地・フォルムがそれぞれ綿密に関わりあっていて、全てが外せないポイントだからです。

そんな椅子についての基本的な制作技術を学び、さらに自分でデザインしたオリジナル椅子を制作することができる「組立コース・専科」を今日は紹介させていただきます。    


それでは、オリジナル椅子の完成に至るまでの工程について紹介させていただきます。

はじめに、椅子の基本的な構造、図面の読み方・書き方、加工方法を学ぶために、課題の椅子の1/2スケールの図面を描き、1/2スケールモデルを制作します。通常、椅子の試作には1/5スケールモデルを制作し、デザイン等について検討します。しかし、この専科では、デザイン等を検討を目的とする以外に、ホゾ加工の練習も兼ねるため、少し大きい1/2スケールモデルを制作します。

木工 組立コース・専科 教室の様子
写真1 木工 組立コース・専科 教室の様子
課題の椅子の例
写真2 課題の椅子の例
そして、次に受講生自身がデザインしたオリジナル椅子の制作に移ります。
まず、ラフデザイン図を描き、全体のデザイン図を確定させます。その後、1/2スケールの図面を描き、1/2スケールモデルを制作します。
オリジナル椅子制作の様子(1/2スケールモデル)
写真3
オリジナル椅子制作の様子
(1/2スケールモデル)
これまでの受講生のオリジナル椅子(1/2スケールモデル)
写真4 これまでの受講生のオリジナル椅子(1/2スケールモデル)

オリジナル椅子の1/2スケールモデルが完成したら、受講生や講師・指導員みんなで、いろんな意見を出し合う合評会を行います。そこでデザインや構造について再検討します。

そして、その結果を踏まえ、原寸図面を描き、原寸作品を制作します。
受講生それぞれがいろいろなアイデアを出して、素敵なおもしろいオリジナル椅子ができています。

これまでの受講生のオリジナル椅子(原寸作品)
これまでの受講生のオリジナル椅子(原寸作品) これまでの受講生のオリジナル椅子(原寸作品) これまでの受講生のオリジナル椅子(原寸作品)
写真6 これまでの受講生のオリジナル椅子(原寸作品)

このように「組立コース・専科」は、椅子の基本的な制作技術を学び、オリジナル椅子作品の完成までを1年間かけてじっくり学んでいただけるクラスです。また、さらにその作品を公募展へ出品したりします。
自分でデザインするオリジナル椅子の制作にチャレンジしてみませんか?
なお、この専科クラスを受講いただける対象は、クラフトパークで木工「組立コース」を一年以上受講されて、木工の基礎的な知識と技術を身に付けていただいた方となっています。「組立コース・基礎」から一年間木工の基礎について学んでいただいた後「組立コース・専科」を受講していただくことが出来ます。
興味を持たれた方は、早速、木工「組立コース・基礎」へお申込みを。次回の創作教室期間は7月〜9月(申込期間は5月)です。詳しい木工工房の案内はこちら、またはクラフトパークまでお問い合わせください。

みなさんのお申込みを心よりお待ちしております。

2011年5月
■担当■ 廣田 恵理(木工工房 常勤指導員)

こんにちは。
5月の指導員日記は木工の廣田が担当します。今回は、木工・組立の基礎クラスで制作するスツールの制作手順について「木工 はじめて さん」の制作感想も交えながら、簡単に紹介していきます。


@ まずは、木の使い方を決めます。
木には木目があり、どのように使うかで出来上がりの印象が変わってきます。また、木は空気中の湿度により、水分を吸ったり・出したりすることで膨張・収縮します。これらのことを踏まえ、木の使い方を決めていきます。


「う〜ん。どうしようかな?なかなか決められないよ〜」

A 加工するための印を付けます。
この作業を墨付けといいます。大工さんなどが使う「墨つぼ」から出た言葉です。いろいろな道具を使って、切る・穴を掘る個所に墨をつけていきます。


「まっすぐ線を引くってこんなに大変なことだったっけ?」

B 墨付け作業が終われば、早速加工にはいっていきます。
機械でほぞ穴をあけます。
「初めての機械加工にワクワク・ドキドキ★」


「わ〜わ〜、一気に穴があいていく〜!!」

C 次にのこぎりを使ってほぞをつくります。


「まっすぐ切るのが難しい(汗)。」

D 鉋(カンナ)で表面を削り、その後サンドペーパーで表面をきれいにします。鉋をかけると表面がツルツルになります。


「人が鉋をかけているのをみると、簡単そうにみえるけど、いざやってみると、
む、難しい。。。
練習・練習・・・
きれいな鉋(カンナ)屑がでた〜〜〜!!」

E 組み立てて、座板をつけます。


「お〜、だんだん形になってきた。あと少しだ。」

F 塗装をします。


「ついに、完成、ヤッター!!」

木は、一つとして同じものがなく、同じ作品でもいろいろな表情のものが出来上がります。自分だけの一品をクラフトパークでつくってみませんか?



【春の1日体験教室】

4月〜6月の日曜日・祝休日には、春の1日体験教室が行われています。
木工工房では、「小さないす」をつくります。これは、くぎやねじを使わずに、「ほぞ」という木工木組み技法を使って組み立てています。
春の休日、木を切って削って「小さないす」をつくってみませんか?
たくさんの方のお越しをお待ちしております。


2010年8月
■担当■ 廣田 恵理 (木工工房 常勤指導員)

井川 彩子 (キルンワーク常勤指導員)はじめまして、今年から木工工房の常勤指導員となりました廣田恵理です。どうぞ、よろしくお願いします。
梅雨も明けて夏本番ですね。太陽がギラギラ、まぶしいです。暑さで、体がとけそうです。さてさて、今回は、木工工房での体験教室について紹介します。

【親子クラフト体験教室】

先日、7月19日(祝・月)海の日にクラフトパークでは、「夏休み親子クラフト体験教室」が行われました。木工工房でも、たくさんの方々に参加いただき、「はしとはし箱」をつくりました。

最初に、鉋(かんな)を使って木を削り、はしをつくっているところです。
鉋(かんな)を使うのは初めてという方ばかりでしたが、はしが出来上がるころには、とても上手に削っていました。中には、夢中になりすぎて、はしが細くなってしまった方もいらっしゃいました。


次にはし箱です。糸のこを使って、はし箱の外側を丸く切っています。


はし箱に、ウッドバーニングペンで絵を描きました。ウッドバーニングとは、木を焦がして、絵や模様を描く技法です。


最後にオイルで塗装して、完成です。
それぞれ、個性的なはし箱になりました。大事に使ってもらえたら嬉しいです。

【夏の1日体験教室】

7月・8月の日曜日・午後に、「夏の1日体験教室」を行っています。木工工房では、「フタがパズルの貯金箱」をつくります。
これは一見パズル、でも実は、下の箱は貯金箱なのです。
7月のある日の体験教室に参加していただいた皆さんと、完成した作品です。


【秋の1日体験教室】

9月〜11月の日曜日・祝日には、「秋の1日体験教室」が行われます。木工工房では、「小さないす」をつくります。これは、くぎやねじを使わずに、「ほぞ」という木工木組み技法を使って組み立て、使わない時はバラバラにして収納することもできます。
秋の休日、木を切って削って「小さないす」をつくってみませんか?
たくさんの方のお越しをお待ちしております。

2009年10月
■担当■ 中平 智子(木工常勤指導員)

中平智子(なかひらともこ)(木工工房指導員)2009年10月の指導員日記は、木工常勤指導員の中平が担当します。

毎年、10月の最終日曜日にクラフトパークフェスタを行っています。 今年は、10月25日に行います。

クラフトパークフェスタでは、いろいろな体験教室や、お茶席、ミニコンサートなどを開催します。
木工だけでなく、ガラス工芸(ステンドグラス・吹きガラス・バーナーワーク・キルンワーク)・金工・織物・染色・陶芸などクラフトパークで指導している方々の多彩な作品を展示する講師・指導員作品展も同時開催しています。
また、クラフトパークの受講生が、それぞれ思い思いにつくった作品を販売するアートマーケットも開催します。

木工の体験教室は、楢の小箱(ならのこばこ)をつくります。

楢の小箱(ならのこばこ)ちなみに、今年でクラフトパーク10周年です!

楢の小箱、詳しい作り方は、内緒です。
(実は、私には、説明することが難しいのです)
代わりに、ヒントの写真を載せたいと思います。

楢の小箱(ならのこばこ)
箱の本体は、2種類の
長さの角材でつくります。

2種類の角材が、どうやって箱になるのか、気になる方、木工教室体験「楢の小箱」 ぜひ参加してください。10月25日(日)にお待ちしております!

もう一つ、クラフトフェスタ当日、指導員の手づくりのTシャツを販売します!
その制作を少し紹介します。

楢の小箱(ならのこばこ)
このような道具を使います 。

私は初めてのTシャツづくりでした。
何をどのようにすれば、木工房の雰囲気を出しつつ、皆さんに着てもらえるTシャツができるかなと考えるのですが、 木工する時と違い、「むむむ〜」とうなるばかり。
ですが、ここは、クラフトパーク=教室指導する指導員がおります。
染色の常勤指導員の内田さんが、アドバイスをくれ、ホローしてくれました。
で、木工は、せっかくなので、木版にしました。

楢の小箱(ならのこばこ)まずは、文字“wood work”糸のこで、文字を1文字ずつ、くり抜きます。
楢の小箱(ならのこばこ)くり抜いた文字を、鏡文字にして板に貼り付けます。(木版した後なので、色がしみ込んでいますが…)
楢の小箱(ならのこばこ)そうして色をつけてハンコのように押すとこのようになります。
楢の小箱(ならのこばこ)木工には、バードカービング、鳥の生態を学びながら、木で鳥をつくるコースがあります。
はじめに、つくる作品が、“カワセミ”です。
カワセミのシルエットをワンポイントでいれたくて、木版をつくりました。
楢の小箱(ならのこばこ)背中に、木版で押しました。
個人的に、かわいいと思うのですが、どうでしょう?
楢の小箱(ならのこばこ)木工といえば、木ですので木版に!
木目が出せるようにと、加工して平面を出した木と、加工せず、ざらざらな木を2種類準備したのが、写真のものです。
楢の小箱(ならのこばこ)刷ってみると、木版をすると、こんな感じになりました。木目は……皆さんの想像力を期待します!
Tシャツづくり、教室を開いていない空きの時間で、染色の指導員内田さんの 指導のもとに、各工房の指導員が、木工は、木版、他の工房は、型を抜き、手描きと いった染め方で、つくったTシャツです。見るだけでなく、ぜひ着てください!

2009年1月
■担当■ 中平 智子(木工常勤指導員)

中平智子(なかひらともこ)(木工工房指導員)あけましておめでとうございます!!
今年一年、皆さんにとって良い年となりますように!

さてさて、2回目の指導員日記です。
今年はこれから楽しみな制作があります。
各講座の受講生の作品はもちろんですが、
2008年7月からスタートした専科コースのオリジナルな椅子の制作です。

木工組立専科コース オリジナルな椅子をつくろう!
木工組立専科コース
"オリジナルな椅子をつくろう!"

この専科では、(1)の椅子の図面を描くところから始まりました。 ものづくりでは、イメージを実際の形にすることはとても難しいと思います。 木工でもそうです。 椅子は、人が座る家具です。つくるときに、強度や座り心地が関わってきます。 強度や座り心地を考えていくうちに、「あれ〜」と思うくらい、イメージ≠図面になっています。 なので、オリジナルな椅子を考えるときの準備で、図面を描くところから始まりました。

現在の専科コースの皆さんは、はじめの(1)の椅子の図面を描きながら、 「自分のイメージする椅子はどうつくるの??」 と、座る高さのことや、背もたれの角度のことを講師の林先生に質問されていました。 (はじめから、オリジナルな椅子への意気込みを感じました。うれしいですね。)

(1)の椅子の図面を描いたあとは、1/2スケールモデルをつくります。
(1)の椅子は、標準的なほぞ組みの椅子なのですが、つくりは単純とは言えません。
皆さん悪戦苦闘しながらも、無事制作し終えました。お疲れ様です。

(1)標準的なほぞ組みの椅子 2/1スケールモデル

(1)標準的なほぞ組みの椅子
1/2スケールモデル

次は、オリジナルな椅子のイメージの発表です。
専科コースの皆さんの意見や案を参考にしながら、進めます。
そして、オリジナルな椅子の1/2スケールの図面と制作です。
組み方やサイズのバランスを見てより自分の理想のイメージ近づけてもらうためにつくります。
数名、去年のうちに、オリジナルな椅子の1/2スケールの制作が終わっています。

今年、これからが実寸大のオリジナルな椅子の制作になります!
どんな椅子達が生まれるのでしょうか?楽しみです!

2009年1月28日〜2月8日まで木工受講生作品展がクラフトパークの展示会で行われます。(※詳しくはこちら)
専科コースのオリジナルな椅子1/2スケールモデルも数脚並びます。
興味のある方はお立ち寄りください!

2008年4月
■担当■ 中平智子(なかひらともこ)(木工工房指導員)

中平智子(なかひらともこ)(木工工房指導員)はじめまして
4月から木工の常勤指導員になる中平智子です。
よろしくお願いします。 今回、初めての指導員日記。
木工の1日体験教室の内容ができるまで、企画から決定までを紹介します。

4月からの1日体験教室“小さな椅子”

小さな椅子

まず、1日体験教室、次のアイテム考えてくださいとお話がきます。

図書室1 アイデアを考えるのに図書室へ 木工の本の前で腕組み、ん〜〜 数冊取り出し、色々ありすぎる…
過去の資料も見てみることに。

過去の資料この中にもたくさんの体験内容が載っています。何がいいかな〜
前回はダストボックス、その前は壁掛け……。今度は置き物や小棚がいいかな?普通の棚では面白くない? ん〜、椅子の形の置き物は!

図書室2また図書室へ
今度はつくり方をどうしよう?
資料をざっと見る。
どうしようか???

体験は、2時間半…今回は糸のこを使ってもらおう!!

4枚の木4枚の木を準備
椅子の形これを組み合わせたら 椅子の形になる

サイズは携帯電話や鍵・小さな観葉植物などが置ける大きさにしよう。   

160×200×15 mm  2枚   
120×170×15 mm  2枚

サイズ決定! クラフトパークの玄関入ってすぐのガラスケースに置く体験作品見本が必要です。 では、どのようにつくっていくか見てみましょう。

イメージ6このような道具を使って形を考えていきます。曲線はいろいろな大きさの円の定規を使って描きます。小さな椅子のデザインとは違いますが星を描いてるところです。
イメージ7糸のこで木を曲線にしたいときは、線を描いて線にそって糸のこで切っていきます。今回は、星型にくり抜きたいので、穴をあけるボール盤という機械で、星の内側に開けます。
イメージ8さあ、穴に糸のこの歯を通して星型にくり抜きます。椅子を組み立てる前に4枚の木を糸のこで切りたいところを全部切ります。そして…
次は組み立てます。
イメージ9最後に本体の椅子を組み立てていきます。
ボール盤でビスの下穴を開け、電動ドリルでビスを入れます。そのあと、ビス頭を隠すダボうめをして組立てが終わります。
このような道具を使って、このような流れで最後に塗装して完成です。      
どのような小さな椅子にするかは、お客様次第、楽しみです。        
1日体験教室2008年4月からは“小さな椅子”に決定!

小さな椅子

見本をつくって企画書と一緒に担当に提出。

5/5こどもクラフト体験教室も3枚の木で糸のこを使って“エンピツ立て”をつくります。

これも、どのような“エンピツ立て”にしてもらえるか楽しみです。

2007年7月
■担当■ 岡崎 早苗(おかざき さなえ) (木工工房指導員)

岡崎 早苗(木工工房指導員)  はじめまして、2007年4月より木工工房の指導員になりました
岡崎です。話は少し前になりますがゴールデンウィークの
『こどもクラフト体験教室』について 書かせて頂こうと思います。

テーマは『動く車の玩具』。

まず、親子で形を決め、糸のこで切り抜いて磨き、組み立てるところまでを体験して いただきました。 こどもは正直なので緊張や不安、楽しさや嬉しさを率直に表情や態度で表してくれます。 この日も慣れない場所や人、初めて触れる工具に緊張気味の中はじまりました。

工作が得意、興味はあるがなかなか思うようにいかないなど様々です。 が、最後の工程になり、タイヤをはめて車を転がした瞬間、全員の表情が一瞬に笑顔へと変わり、驚かされました。
指導員として初めてのこどもクラフトへの参加であり、無事に完成するかという点とその時のこども達の反応が特に心配だったのですが、それぞれの笑顔を見た時はほっとし、自分のことのように嬉しくなりました。

動く車の玩具また、保護者の方がこども達とともに一生懸命に取り組まれている姿が印象的でした。率先して進めていくこどもに感心しながら暖かく見守っておられたり、逆に悩んでいるこどもにはアドバイスしながら手伝っておられました。中にはこども以上に真剣に取り組まれている方もいらっしゃいました。
そんな保護者との体験を通してこども達は、学校の授業でするものづくりとはまた違った充実感や楽しさを味わったのではないかと思います。

この日、ものづくりがもつ魅力をまた1つ発見したようで想い出に残る1日となりました。

夏の体験教室では“カタコト貯金箱”をつくりますのでご参加ください。夏休みにはものづくりを通して親子のふれあいができる『親子クラフト体験教室』もあります。
ぜひ、一緒に楽しみましょう!

2006年10月夏期短期集中講座〜ロッキングチェアをつくろう!〜
■夏期短期集中講座講師■ 林靖介(はやしやすすけ)

林靖介(木工工房指導員)  今年の夏期短期集中講座は、木工房としては初めての本格的な家具制作(ロッキングチェアの制作)を開講しました。何分初めての企画でしたので、講師陣の不慣れやタイト過ぎたスケジュール等、反省すべき点もありましたが、密度が濃く、やりがいのある講座になったと思います。

ロッキングチェアは椅子づくりの中でも難度の高いものです。今回も椅子の構造の説明と墨付だけで二日以上もかかってしまいました。

しかし、受講生の皆さんはとても熱心で集中して作業をこなし、こちらの要求するレベルを下げることなく、全員が完成にこぎつけられたことは、高く評価されるべきだと思います。

時間不足を”早朝出勤””残業”でカバーしていただいた受講生の皆さんお疲れ様でした。

林靖介指導員今回の課題のロッキングチェアは講師のオリジナル作品で、本科コースの自由制作ではなかなか踏み出せない一線を越えたプロフェッショナルな作品づくりの醍醐味を味わっていただけたのではないかと思っております。

しかしこの講座は単に一つの椅子をつくっただけのものではありません。それは、私の椅子づくりの全体像を提示したことにあります。

コンセプトの設定からデザインの確定、2分の1のミニチュアづくり、実寸図面の作成、そして背もたれ角度が2度違う2台の試作品の座り比べ等、オリジナルな椅子をつくる過程の全体を体験してもらうことでもあった訳です。

この講座に参加された受講生が、今回の経験をもとに、それぞれがオリジナルな自分の椅子づくりに挑戦して、すばらしい作品ができることを期待したいと思います。

林靖介指導員「木の椅子」を対象にした全国公募展には『暮らしの中の木の椅子展』(朝日新聞社主催)等があります。

クラフトパークの受講生の中からもチャレンジし入選はたまた入賞を目指す人が、そろそろ出てきてもいいのではないでしょうか?

受講風景受講風景受講風景受講風景
受講風景受講風景受講風景

*受講生の感想*

『木工夏期短期集中講座に参加して』 杉山 精さん

杉山 精さん私は2年前から木工の組立コースに通って、クラフトパークにお世話になっています、今年60才です。
 今回集中講座で、ロッキングチェアがつくれると聞き、私も以前に雑誌の図面を参考にロッキングチェアに挑戦しました。図面と加工に苦労しましたが、形に成っていく時の実感と出来上がった達成感を思い出し参加しました。
 講座は10名全員で同じテーマで、スタートです。
図面と加工寸法の出し方から始まり、始めに全体の加工日程が示され、各段階での加工方法の説明で進行します。今まで多分に我流で加工していたので、そうしたらうまくいくのか、そのような道具を使うのか、改めて認識させられました。
日程を全員での同時進行です。プレッシャーと緊張感に、うまくつくりたい、ここまで出来た、思わぬところでミスがあった等の、気持ちが交差します。
日程と完成日が迫り、指導員(先生)と受講生との一体感がより強くなります。
カンナ加工で筋肉痛もあり、疲労感も出ますが、ロッキングチェアはデザインと使用感が重要と、完成を創造して頑張るしかない・・・・。
いよいよ完成です、出来たと誰かに見せて自慢したい心境です。
 今回受講して、指導して頂いた先生方に感謝し、受講仲間もでき、勉強になり本当に良かったと思います。

『2006夏期短期集中講座に参加して』 加藤 美和さん

加藤 美和さん木工「ロッキングチェアをつくろう」という講座に参加しました。今回の講座募集の話を聞いて「参加する〜!」と飛びつきました。
なぜなら、私にとっては憧れのロッキングチェアだったのです。
 集中講座の中でも他講座と比べて11日間と長く、前半は連続5日間だったので、体力そして不安(本当に出来るのかな?)がありました。
 一口にいっても、個人的に制作するには設計図やミニチュア模型などが要るらしく、とてもじゃないけど前途多難です。
 講座では、すでに必要な図面や模型など用意されており、材料の種類も選べました。組み立てに入るまでは講師の方々が丁寧に指導してくださり、出来るだけ遅れることがないようにサポートがあり、ゆとりをもって安全にとの気遣いが感じられました。また、女性の参加者も多く、気負うこともなく楽しく制作できました。
 今だから言えますが講座の初日、講師から図面の説明を受けたとき泣きそうになりました。材料を今までにノコギリで挽いたことのない角度に挽くなんて出来るわけないと思いました。しかし、周りの方たちと「これであっている?」と確かめ合いをしながら、少しずつカタチになっていく楽しさは格別です。
 憧れのロッキングチェアに揺られながら、楽しかった11日間を思い出しています。

『木工夏期短期集中講座に参加して』 林田 章さん 

林田 章さん皆様こんにちは
 集中講座の感想を書くように依頼されました林田と申します。
個人的な感想を書くことで、講座を受けようかお考えの方の参考になればと書かせていただきます。
私は組立講座の基礎しか受講していない初心者でした。基礎ではスツールの制作で胴付き(どうつき)の加工がメインでした。胴付き(どうつき)ができればあとはやる気の問題という先生の言葉に励まされて思い切って参加しました。
組立講座は基礎から自由制作の方まで入り混じってどちらかというと和気あいあいとした感じもありますが、集中講座はベテランの方が多いみたいで緊張しました。
最初はじっくりと時間をかけて墨付けをして、完全に理解できないまでもロッキングチェアの構造や要になる所を時間をかけて全員同時に進行しました。
制作に入ると今まで加工したことの無いホゾ組や曲線の加工などがあり、やはり物凄く早い方や胴付き(どうつき)が正確な方もおられてやはり私とは差があるなと思ったりもしましたが、先生が具体的な制作のスケジュールを決めてくださって(ノルマ?)各自、自発的に早出ししたり教えあったりして良い緊張感の中で制作できたと思います。
肝心な所は先生のフォローと制作していただいたジグでなんとか形にはなってきたかと思います。
今から思えば設計、模型の制作、ジグづくりの重要さが身にしみてわかった気がします。集中講座でなければ1年くらいかかていたのではないかと思います。また価格的にもとても安くできたと思います。
なにより自分の力になったと思います。
 私はアマチュアですが家でも少し木工をしています。ほとんど機械加工でルーターやビスケットの多用で鉋(かんな)はほとんど使いません。何かを制作したいとか漠然と習いたいという訳でなく、手加工を習いたかったので特にこの集中講座は私の一番やりたいことだったと思います。
私は家でも少し木工をしているので今回の制作過程を設計から復習するだけでも勉強になります。
 本科では自由制作できるというのが木工組立講座の良いところですが、もっと技術的な習得はやはり同じ課題を高いレベルで制作する集中講座でないとできないと思います。また機会があればぜひ開講していただきたいと思います。

受講生の皆さんお疲れ様でした!!受講生の皆さんお疲れ様でした!!
受講生の皆さんお疲れ様でした!!

2006年2月
■担当■ 尾崎陽子 (おざき ようこ)(木工工房指導員)その3

 1年半ぶりの尾崎の指導員日記、vol.3です。 
皆様お元気でしょうか?
さて、今回は家具の塗装のお話を少し・・・

何か作品を加工し終わると最後は塗装となりますが、加工でうまくできたのに塗装で思った様にならなかった経験はないでしょうか?

木工工房では、OSMOの透明タイプのオイルを使用することが多いです。
このオイルは比較的扱いやすい塗料ですが、着色系を選んだ場合は注意が必要かと思います。まず、素地調整(傷、逆目、ボンドの拭き残し)に十分注意していなければ、ムラになったり傷などがよく目立ちます。もっと難しいのは、水性の着色剤や粘度の高いものを使用した場合です。1度目に原液で塗ってしまうと、きっと泣いてしまうでしょう。ですから綺麗に仕上げるために、薄めたものを多少手間でも何回か塗り重ねるとよいでしょう。1度目の塗装で色ムラができると、2度3度と塗り重ねてもムラは残ってしまうし、難しいですよね。私も何度となく泣いたことがあります。

あと、塗装以前に注意した方が良いことといえば、材種選びでしょうか。タモ、なら、くり、ブナ、メープルなどいろいろな種類がありますが、透明タイプの塗装の場合、着色が似合う木、似合わない木があると思います。
例えば、タモ、なら、くりなどはクリアーでも着色でもどちらでも似合うと思いますが、ぶな、メープルなどは絶対クリアーで仕上げた方が綺麗だと私は思います。

いずれにしても最後に笑う為には、加工は慎重に、塗装はもっと慎重にすることが大切なようです。

2006年1月
■担当■ 下村基哉 (しもむら もとや)(木工工房指導員)

 新年明けましておめでとうございます。2006年最初の指導員日記を担当します木工工房の下村です。何をテーマにするか思案していましたが、1月21日(土)〜2月2日(木)、クラフトパーク展示室にて木工受講生作品展を開催します。作品展では作品を見ることはできますが、その作品に対する思いや、いつもどんな雰囲気で作品制作が行われているかまで伝わりません!そんな見えない部分を少し書くことにしました。
本来なら作品を出品する全員の思いを知ってほしいのですが、それは無理なので受講生二人にお願いすることにしました。
孫三態
孫三態

一人目は木彫の受講生の近藤さんです。
「一枚の板に彫る経験は今までに何回となくありましたが、ただ彫ることがうまく出来たという感じしかありませんでした。この教室に参加させてもらい複雑な彫り方を教えてもらいながら一つの作品を仕上げていくうちに、最後のニス塗りで仕上がった作品ごとに「命を吹き込めた!」という感じが強くなってきた。自分の分身としての「作品」という気持ちが強くなってきました。この気持ちを大切にしていきたい。」

木工(木彫コース)講座風景
木工(木彫コース)講座風景

二人目は組立ての受講生の藤原さんです。
「額縁造りでは12〜13作目です。今までは全て正方形でした。長方形の絵を預かり考えついたのが写真の形でした。今回、先生から(面腰相欠き継ぎ)を教わり挑戦しました。良い出来とは言えませんが何とか仕上げる事が出来ました。これからも先入観を捨ていろいろな形を創造挑戦していきたいと思います。」と話してくれました。

菱形変り額縁
菱形変り額縁

展示されている全ての作品にそれぞれの思いが込められています。今回は二人の受講生さんだけですが、作品を見るときに少しこの話を思い出してください。きっと作品を見つめてしまいますよ。
この他にもたくさんの素晴らしい作品が展示されていますので、是非見に来てください!

木工(組立コース)講座風景
木工(組立コース)講座風景

2005年3月
■担当■ 鳥羽勅存 (とば ただのぶ)(木工工房指導員)その3

もう3月になったというのに「寒い・寒い」
おまけに風邪を引いてしまい・・・(すでに1週間)
早く「春」になって欲しいものです。

春と言えば植物もめきめきと成長を始める時期です。樹木達も活発に動き出します。その樹木には皆さんご存知のとおり年輪があります。
基本的に年輪は「晩材」(秋材・夏材)と「春材」とがあり成長スピードは環境によって違いがあるのですが、皆さんが知らなそうなことを言うと雨季・乾季によっても年輪は出来ます。
また、年輪がないものもあります。年輪を作りながら木は成長してゆき大きくなるのですが、木が生きているのは皮の部分(樹皮)数センチで芯は死んでいます(樹齢何百年の樹木でもせいぜい10cm以内)。その死んだ芯材が硬くなり、支えとなって木は立っているのです。ですから、死んで硬くなった部分を我々は材料として使っているのです。
地球上で、一番大きくなり一番長生きをする「木」は不思議な生き物です。僕もその不思議な生き物に日々泣かされております、いや遊ばれているのかもしれませんね(皆年上ですから・・・)

「木」は自然界の中で何十年・何百年と生きた後(でも中身は死んでいる)加工され、また何百年も家具や家として存在する。木材が一番強度を出すのは伐採されてから百年後だとも言います。でも死んでいるのです・・・。

そんな「木」を大切に、無駄なく加工してください。そして長く使ってもらえる物を作ってください。

2004年6月
■担当■ 尾崎陽子 (おざき ようこ)(木工工房指導員)その2

お久しぶりです。尾崎の指導員日記VOL.2です。
みなさん、インテリアショップに並んでいるテーブルや椅子などの材質って区別がつきますか?
おはずかしい話ですが、私が木工の世界に入りたての頃は全然わかりませんでした。

というのも、それまで木に興味があったわけでもなく、突然思いたってこの道に入ったので当然のことだと思います。こんなことで大丈夫?なんて不安に思った時もあったのですが、何年かやっているとよく使う木などは見ただけでわかるようになりました。でも、まだまだ知らない木がたくさんあります。なんせ地球には針葉樹と広葉樹あわせて20万種以上あるらしいので。
さて、どうやって判断するか・・・。
だいたい色や木目で判断するのですが、時には犬のようにクンクン嗅いだり・・・。はたから見ると少しあやしい行動ですか?

”昔の大工さんは木屑を食べて味で判断した”なんて話を聞いたことがあるのですが本当なのでしょうか?ご存知の方教えてください。
クラフトパークの木工工房では、桂・シナ・朴・ナラ・タモ・ブナ・栓・くり・黒たん・ラワン・かりん・ウォールナット・バーチ・メープル・パイン・チュペロなどの木を使用しています。チュペロなんて耳慣れない名前ですが、彫りやすく、粘りがあってリアルなバードカービングには最適のようです。色や木目をはじめ、硬度や弾力性(粘り)の有無、耐水性の有無など木の個性はさまざまです。
作るのも、使う場所によって木を選ばないと、折れたり腐ったりなんてことがあります。耐水性なんかは、塗装である程度カバーできますが、着色が似合わない木などもあるので注意が必要かと思います。

今日はこのへんで・・・。

2004年6月
■担当■ 鳥羽勅存(とば ただのぶ)(木工工房指導員)その2

フゥー。最近お疲れ気味の木工担当鳥羽です。
今回2回目の日記をまたまた突然書きなさいと言われ書くことになりました。
もう直ぐ『梅雨』です。ジメジメしていやな季節です。木工をする僕にとってもいやな季節であります。
何故かと申しますと、とにかく木が良く動くんです。動くと言うのは木が反ったり・捩れたりする事を言います。無垢材でも集成材でも癖のあるやつは本当に良く動いてくれます (困ったもんです)。
空気中の水分を吸ったり吐いたりするのですが、梅雨の季節は良く水分を吸収します。水分を吸収すると膨らんで乾燥すると縮んでしまう。ですから梅雨の季節に抽斗(ひきだし)物や扉物を造るのは結構気を使います。
先日納品した抽斗付のキャビネットも大雨の日にパンパンになり、「大人が引っ張っても開かなーい」って言われ困ったものでした。ドライヤーで乾燥して鉋(かんな)で再度調整…何とか解決。木はよーく観察して適材適所に使用しないと痛い目にあいますョ。
そこで、今回のワンポイントレッスンです。少し木工に興味のある方ならご存知だと思いますが、木材は木の中心に近いほうが木裏・樹皮に近いほうが木表といいます。そして殆どの場合木表側に反るのです。
ですから箱物を造る時やテーブルの天板を付ける時など一応の決まりがあるんです。皆さん考えてみてください。
又、本当に木表に反っているかチョット木材売り場を覗いて見るのも面白いかもしれません。

因みに,無垢の床板は木表が表面になっています。それは何故か…?木表側に反ると言うことは、木裏は繊維が伸び広がり反対の木表は繊維が縮まる。故に足の裏にトゲが刺さりにくく又目が詰まっている分艶があって綺麗だからです。

どうです?為になりましたか。これからのジメジメした季節、家の中の『木』達を観察してみてください何か変化があるかもしれませんよ。おしまい…。

2004年2月
■担当■ 鳥羽勅存 (とば ただのぶ)(木工工房指導員)その1

こんにちは。木工担当の鳥羽です。
「日記」を書きなさいと言われて困っています。果てさて、何を書けばよいのやら・・・。
生命保険は何が良いとか、子供の教育問題についてとか。そうそう、今なら確定申告の話なんて書きたいこと?(聞きたいこと)は一杯あるのですが・・・。
「木工の話を書くに決まっているでしょ!!」と事務所の竹内さんに怒られそうですな。

さて「木工」の話ですが、色々あります。
宮大工に指物師、建具職人から子供の工作まで。「木」って子供の頃から手に触れているせいか加工しやすくてすぐ形になる。何とかなりそうと思っている人が多い筈です。
ところが大人になって何かを作り出してみると、なかなか上手に出来ない。
「何で〜」

「木」は確かに手に入りやすく、又使ったことのある道具で加工できます。
でも、手鋸で「木」をまっすぐ切るなんて普通の人には簡単にできません。電気ドライバーも使うにはコツがいります。
「ネジ山が潰れた」って事はありませんか?
クギを打っても、曲がったり、木が割れたり・・・。

木を割らないでクギを打つ方法って以外と皆さん知りませんよね。
金づちの左右に違いがあるのを知っていますか?
ウーン。塗装もオイルを使えば簡単です。匠の技を身につけるには時間がかかります。根気もいります。

でも簡単に形を表現できる木工もありますよ。そんな人の為にと、クラフトパークで4月から「簡単組み立て」という教室が始まります。1年掛けて1つの椅子を作りたい人は「組み立て」教室へ、部屋の隙間を何とかしたいなんて人は是非、「簡単組み立て」教室へ来てみては如何でしょうか。
ふ〜。うまくまとまったかな・・・。

<教室情報>
「簡単組立」教室・・・木(午後)・日(午前)
「組立」教室  ・・・月(午後)・水(午前)・土(午後)
*詳細は教室募集のページを御覧ください。

2004年2月
■担当■ 尾崎陽子 (おざき ようこ)(木工工房指導員)その1

♪この木なんの木 きになるきになる〜♪
はじめまして。木工指導員の尾崎です。
思わず歌っちゃいました?

知らない人はいないんじゃないかというくらい有名なCMですが、みんなさんはどう見られていますか?

この木なんの木A・思わず歌いながら見ている
B・すごい木だなぁと感心して見ている
C・字幕を必死に目で追っている
D・なに気なく見ている

私はBです。たまに歌っちゃってますが・・・。
なので、日立さんのCMということは知っていますが、字幕はほとんど目に入っていません。(日立さんごめんなさい)
ところでこの木の何がすごいか。私が思うすごいとは、あの幹の細さであんなに枝が広がっていることです。とても生命力を感じるというか・・・。
といっても幹まわりは7メートルもあるんだそうです。ちなみに幅は40メートル、高さは25メートルで樹齢は120年だそうです。ハワイにあるみたいですが私は行ったことがありません。いつかあの木に会いに行きたいです・・・・。

木工イメージさて普段、木を扱ってお仕事をしているのですが、私の場合はだいたい板になった状態から始まります。そして加工して塗装して製品になるのですが、制作する時は「どうしたらもっと使いやすくなるか」とか「かっこよくなるか」・・・・。そんなことばかり考えながらやってるんでうよね。それも大切なことだと思うのですが、土に植わっている木を見ると"生命ある木を切って作らせてもらってるんだ"という厳粛?神聖?言葉にすると難しいのですが、そういう純粋な気持ちを思い出させてくれます。

木工と言ってもいろいろな分野があるのですが、みなさん1度はどこかで経験されたことがあると思います。中学校の技術の時間だったり、体験教室、日曜大工だったり・・・。
でも、もう少し手のこんだことをやり始めるとはまっちゃいますよ〜。結構奥が深いです。ということで今日はこの辺で。

次回は鳥羽先生が担当します。お楽しみに!